東野圭吾作品【卒業】【悪意】を読んで・・・
- 2010/02/27(Sat) -
卒業 (講談社文庫)/東野 圭吾



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 東野圭吾ミステリー「加賀恭一郎」シリーズ。
ガリレオシリーズもそうだけど、同じ人物が主人公のミステリーを読むのも面白い。
そんな経緯で、新参者と赤い指を読んで「加賀恭一郎」に興味を抱いた。

本屋に行き、シリーズの本を選んでいて見つけたのがこの作品。
加賀恭一郎の学生時代を舞台にしたミステリー。
大学の卒業を前に、友情や進路などリアルな悩みと事件がからまった内容となっている。


 読みながら、同じ「加賀恭一郎」でも作品によって多少違った側面を見る事が出来る。
学生時代から最新作では警察と、人が成長している背景もあって、そういった雰囲気を感じる事が出来る。
本質的な性格は同じなんだろうけど、学生時代の方が若気の至り(?)か性格的にも荒さが描かれている。

ガリレオシリーズもそうだけど、同じ主人公でも少しずつ変化がある点が面白い。






悪意 (講談社文庫)/東野 圭吾



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 こちらも「卒業」とともに購入した加賀恭一郎シリーズ。
加賀が警察になってから、過去の知り合いと対峙した事件を追ったストーリーとなっている。

この作品は構成が面白い。
2人の人間の手記という形で章がわかれているため、一人称が章によって異なる。
パラレルに平行進行する世界を書いている作品は良くある。
一つの事象に対して複数の人間の思考や企みが含まれる。

本を読んでいる人間(リアルな自分)→本の中の人間(想像)→本の中の人間が書いた文章(想像の人間の創造物)という形は、二重に想像力を使い読み応えが生まれる。
ソフィーの世界とかもこの形。

そしてこの本の中での文章という形だからこその結末がまた一驚!
「なるほど!」と思わせられる謎の種を再発見出来る謎解きの締めとなっている。
「人物を思い描かせる」という言葉に読んだら納得出来るだろう。





 この作品の加賀恭一郎は、学生を卒業して教師になり、教師を辞職して(学校でのいじめなどのトラブルがあったらしい)警察になった、という経緯を示している。
その教師の時代の同じ学校の先生が登場するわけだが・・・

過去の事も少しだけ書かれているが、一人の(想像の)人間に興味を持ってしまう。


東野圭吾作品を読み切る日が来るのだろうか。 かなり多いんだよねぇ
とりあえず加賀恭一郎シリーズ制覇を目指してみよう!




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コメント
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こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
2010/04/28 18:34  | URL | 藍色 #-[ 編集] |  ▲ top

--
藍色さん> トラックバック歓迎です。
同じ本を読んでいる人の感想って面白いですよね!
2010/04/30 12:53  | URL | イプシ #-[ 編集] |  ▲ top


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