岡田斗司夫【世界征服は可能か?】を読んで・・・
- 2010/02/06(Sat) -
「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)/岡田 斗司夫



¥798

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 思わずタイトルを見て買ってしまったこの本。


「夢はなんですか?」と聞かれ、世間的に恥ずかしい場所でなければ「夢は世界征服です」と今でもいってします自分にとってとても興味の引かれるタイトルだった。


あとから気づいたのだが、著者はエヴァンゲリオンを輩出した株式会社「ガイナックス」の設立者でもあり、「オタクの王」としても有名な(?)人だった。

調べるまではまったく知らなかったわけだが・・・












 この本を読んでいて、様々な「アハッ! 体験」をした。


世界征服といっても様々な形があり、それをマンガの悪役で説明してくれるので余計に頭に入ってきやすく読みやすい内容だった。


「そうか、ラオウ(北斗の拳)は世界征服を目指しているわけではないのか」と言われてみれば当たり前の事を気づいたり、「ショッカー達は悪の組織だけど、効率よく世界征服をしていなかったのか」と今までなんとなく考えていた世界征服についてを現実的に気づかされる箇所が多々ある。


つまり、自分も世界征服をしたい!と思っているだけで、それを現実のものとして落とし込んで考えられていなかった事実が露呈してしまったわけだった。










 「世界征服学」と帯タイトルに書かれているだけあって、世界征服のために必要な事が書かれている。


目次の章のタイトルを書くと




第一章 「世界征服の目的」


第二章 「あなたはどんな支配者か」


第三章 「世界征服の手順」


第四章 「世界征服は可能か」




となっていて、世界征服への道のりが列挙されている価値のある内容となっている。


良くある「人類を滅ぼす」という目的は、人類を滅ぼしてしまっては征服した後に何も出来なくなってしまうので目的としては適さない。


しかし、他の星から移住するために地球人を滅ぼす、という目的であればそれは征服の目的として適している。




なるほど!




今まで見てきたアニメやマンガなど、「世界征服」をする悪の組織に対してヒーローが倒す!という内容も、実は奥が深かったり、よーく考えてみると悪の組織の目的に辻褄があっていなかった事が露呈したりする。




なるほど! と気づく。





ちなみに、ドラゴンボールについて例として紹介される事が多いが、それぞれの悪の目的はしっかりなっている。


もしかしたらそういった所に読んでいる人の感情移入が無意識で働いて人気に繋がる要素があるのかもしれない。














 最後は現代における世界征服の手順で締められている。


より現実的であり、目標としての世界征服の気力がなくなる。




だけど、「世界征服」をするための手順について全てを実現できるのであれば、色々な分野で征服できるのではないか? と思った。


世界であれ、ビジネスであれ征服するための手順は同じな気がする。




自分を知り、人を知り、何をするべきか知り、そのためにどうすれば良いかを知る。


行き着くべき所が「世界征服」なのか「業界NO1」なのか、それは最初の目標設定の差なだけ。




そういった意味では、この本はタイトルを見て「なんだこれ 興味ないや」で終わらせるのではなく、ビジネス書だと思って読むべきものでもあるだろう。 




とても面白かった!








以上で「世界征服は可能か?」の読書感想文を終了します。





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